ドックラン利用について考える ~ 望洋ドックランの事例から ~
須貝 修行 ブログ
愛犬家にとって、ワンちゃんはとても大切な家族です。大型犬の飼い主にとって”思いっきり運動させたい”との想いから、ドックランはとっても大切な施設であるようです。
私の近所の『小樽望洋ドックラン』が5月から2ヶ月ほど閉鎖になっておりましたが、この度7/26(月)から関係者のご理解と熱意により再開されました。
私も今回再開に当たり関係致しましたので、今後も継続的に利用できることを願って、事の経緯と注意事項についてコメントさせて頂きたいと思います。

広々とした施設
①背景
当ドックランは、”三菱地所” 所有地を向かいでパークゴルフを運営する ”PGN社” のご厚意により整備・運営されているものであります。
無料でかつ広く、札幌からのアクセスもよく、平日は近隣を中心とした小樽の方々が、そして休日は札幌などから多くの方々が利用する施設となっております。
②発端
GW明けに緊急事態宣言が発令され、札幌で無料ドックランが閉鎖され、その結果多くの札幌等からの利用者が急増しそれに伴い多くのトラブルが発生致しました。
・マナー違反が目立ち始め、注意をすると反論してくる
・パークゴルフ場の施設を勝手に使用する
(トイレ・水道・犬の糞をトイレに流す・手指消毒をせずに施設にはいる等々)
・ゴミを置いていく
問題はこれらの行為に対して、常連の方々やPGN社から注意を受けても改めず、逆に反論し口論になるケースが多くなり、これでは施設の安全な運営が難しいとの判断から閉鎖となりました
③交渉
冒頭のように、常連の利用者特に大型犬の飼い主にとっては死活問題で”何とか再開して欲しい”との熱心な要望が多くあり、PGN社と交渉を重ねました。
クリヤーすべき課題は多くありましたが、何とかPGN社 社長様のご理解を頂いて、再開にこぎ着けました。
④注意点
・利用に関してマナーを守ること
・利用時間を守ること
・パークゴルフ場の施設を無断で使用しないこと
当たり前のことではありますが、この3点をしっかり守ることをお約束致しました。
これらが守れない場合は、最悪閉鎖かもしくは地元利用者に限定した会員制になる可能性があります。
ご利用される方々のご理解を是非ともお願い致します。

読んで下さい守って下さい
⑤最後に
私は6月度2定予算特別委員会で、この件も含めた学校跡地利用やドックランについて取り上げました。
愛犬家にとってドックランは大変重要でありますが、そうでない方々には迷惑な施設と映る事もあるようです。
大事な施設を持続していく大変さ、又新設することの難しさを痛感した事例でありました。