雪対策について考える ①除雪ボランティアについて
須貝 修行 ブログ
小樽は雪の多い街です。
雪も適度に降る分には、季節の風物詩として風情もありますが多雪となると生活者にとっては厄介者であり、ましてや高齢者にとっては大変大きな負担となります。
小樽市としてこの雪対策に毎年約15億円が使われており、本市歳出の大きなウエートを占めております。
R2年12月に改訂されました『小樽市雪対策基本計画』では雪対策を効果的・効率的に遂行するためにはどうしていくのがBetterか、試行錯誤されているところであります。
その中で『地域で支え合う雪対策の推進』として『福祉除雪の推進』があります。
一人暮らしや高齢者のみの世帯、更には障害者を対象に、除雪や屋根の雪下ろし等を行うものです。
H30年度のボランティア登録状況は、団体数5・団体人数129人・個人4人・合計133人でH28年度の380人から激減しております。
福祉除雪を希望する登録世帯数は、約700世帯ほど有りこの制度を運営していく上で大きな課題と見受けます。
【持続可能な共生社会をつくる】これは本市にとっても重要なテーマであります。
除雪ボランティアはその試金石になると思います。体力に少し余裕がある方々のご賛同を是非ともお願い致します。