令和2年第3回定例会 厚生常任委員会 Summary 200915
須貝 修行 議会活動
新型コロナウイルス感染症対策状況
・高齢者施設への指導方法は
・高齢者68施設における、初動対応マニュアルは
・知的障害者施設における、指導及び初動対応について
札幌市の高齢者施設におけるクラスター発生事例から、各施設において相当な危機感を持って対応していることは想像できます。
各施設において重要なことは、①初期段階における患者を見逃さないこと ②患者発生した場合の緊急対応マニュアルがしっかりとあること
であると考えます。
また知的障害者施設においては、ルーチン活動と緊急時の初動対応が大変重要と考えます。
保健所から、是非しっかりと指導して頂きたいと考えます。
ふれあいパス事業の見直しについて
・事業目的について
・事業規模について
・利用者の分析(年齢 地域 金額 頻度 など)
・制度運用上の問題点課題
・今後予想される問題点
・制度見直しに当たっての周知方法
・同事業の将来展望について
ふれあいパス制度は、70歳以上の方々を対象に『生きがいづくり』『健康づくり』を目的に平成9年度からスタートし多くの高齢者の方々にご利用頂いているサービスです。
しかしながら開始から20年以上経過し、事業規模も当初の1億5千万から2億8百万(今年度見込み)と増大したこと、高齢化に伴い対象者数のピークが5年後にくること、更には約10%の利用者が事業費の50%以上を使用している等々、制度上の問題も顕在化して参りました。
この事業が、『持続可能』なものである事、市民にとって『公平性』を担保する事などを勘案し、見直し案に着手することに致しました。
この事業を利用する方々が、70-80歳が大半を占める現状から、将来的には全ての高齢者が使える仕組み、例えば温泉利用券、マッサージ券、鍼灸院利用券、医薬品購入券などを組み合わせたものなども今後考えていくべきと考えます。
KS党は、一部の利用者を念頭に相変わらずの反対を示しておりますが、この事業は『高齢者の交通費をゼロ』を目的にしていないこと、そして税金を負担頂いている世代の方々も含め全ての市民の方々の公平性と納得感が一番重要であると考えます。
皆様方のご意見も是非お待ちしております。