小樽市議会議員

すがいのぶゆき事務所
0134-52-1757
メールでのお問い合わせ

マイナンバーカードから見えるお粗末なオンライン行政

       須貝 修行     ブログ   

特別定額給付金の申請をマイナンバーカードで行おうと考えておりましたが、結局断念し「紙ベースの申請書」にしました。
カードリーダーが必要、妻が暗証番号を覚えていない 等々
巷ではオンライン申請の方が郵送より支給が遅くなりかねないとの事態が発生していると聞く。

今回の騒動はオンラインで送った情報を、紙に印刷して住民基本台帳と目視で照合する確認作業に手間取っているという。
小樽市の場合、市民に対する給付金の総額114億円、それを給付するために新たに臨時で職員を雇い対応する。これに郵送関係費と併せてその事務経費が約8,800万。
この事務経費、全国の自治体合計で一体幾らになるのだろうか?
こういうのが典型的なお役所仕事なんだと思う。全くの無駄である。

日本ではマイナンバーカードの普及率16%、国が便利さを強調していたが多くの国民は便利さも重要性も理解せず。全く中途半端な代物になってしまった様に感じる。
そもそも、これは07年の消えた年金問題で年金漏れを二度と起こさないために社会保険庁を解体すると共に番号制度を再構築して納付記録を管理するものとして誕生したのだが、大多数の方はそれすら忘れているように思えてならない。

他国のようにマイナンバーと預金口座を、紐付けるべきと考えていたが、ようやくその動きが出てきたと、本日の朝刊にある。
しかしここで問題なのは、全ての口座との紐付けである。こうなると国に預貯金全て把握されることになる。これでは私も反対である。まるで社会主義・全体主義国家になってしまう。

災害時や必要な生活サービスの給付を速やかに実施するための口座の紐付け、将来の年金の正確な受給を目指すもので良いのではないかと考える。

(注) 写真は昨年頂いた胡蝶蘭 もう花が咲かないのなら処分しようと考えていました。自然の生命力は凄い。人類の英知と生命力でコロナ克服を願うばかりである。